武漢肺炎: 消毒について

SFでは気軽に核爆弾を使用しますが、現実にも医療器具などは放射線やガスで滅菌をします。また俗に煮るなり焼くなりといいますが、圧力釜や180℃ぐらいに熱したり、実験室ではガスバーナーも使われます。

手(人体)の消毒には、人体への安全性が第一ですので、薬品でも穏やかなものしか使用できません。人体に無害であらゆる病原体に効く万能の消毒薬はないので、人体に害の少ない薬品を病原体に合わせて使い分けるしかありません。

よくある消毒液に中には、細菌をターゲットとするものが多いです。これは細菌による感染が従来大問題だったからです。武漢肺炎はウィルスが原因ですから、ウィルスを対象とするものが必要です。コロナウィルスはノロウィルスと種類が異なります。何でもいいから消毒は短絡的すぎます。

 

また、除菌はウィルスと無関係です。